営業終了のごあいさつ

春からがんばってくれたみんなと

11月6日に今シーズンの営業を終えました。

例年になく最後の日まで忙しく、なごりを惜しむ暇もないような状況でしたが、シーズンを通して和気あいあいと仕事ができたことを嬉しく思います。

青空にくっきりと浮かぶ明神岳に別れを告げて、スタッフの皆さんは下山していきました。これから、トイレ改修と水道の工事に入ります。

社員さんは15日まで小屋閉めの仕事をして、私共は12月中旬ころまで行ったり来たりすることになります。

ともあれ、今シーズンも皆様に支えられて無事に過ごすことができましたことに、心より感謝申し上げます。

カテゴリー: Uncategorized | コメントをどうぞ

宴果てて枯木にかかる星の数

10月26日 第56回嘉門次祭を開催しました。

4代目から5代目にと代が変わっても、嘉門次爺さんに恥ずかしくない経営を続けていくことを改めて心に誓う日として続けていくことにしたものです。

第1回以前からの従業員であった山口ふさえさんが久しぶりに来て下さり、コロナの影響でしばらく来られなかった人たちも顔を見せて下さいました。

そしてこの数年来、工事の大小にかかわらず何でも快く引き受けてもらっている(株)アスピアの方々と関係者の人達も加わって下さって、近年にないにぎやかで楽しい会となりました。

夜も更けて外に出てみると、満天の星、というよりもぎっしりと星を埋め込んだような空がありました。気温が氷点下の新月の頃には、星が大きく見える気がします。

嘉門次祭が終わると小屋締めまでまっしぐらです。最後までみんなでがんばっていきたいと思っております。

カテゴリー: Uncategorized | コメントをどうぞ

営業終了日変更のお知らせ

朝焼けの明神岳

秋も深くなりました。遅れていた紅葉も始まり、美しい季節になりました。

今シーズンの小屋の営業終了日を変更させていただきます。

宿泊は11月3日まで。

食堂は11月6日15時までとなります。

トイレ改修工事のため、ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいますようにお願いします。

カテゴリー: Uncategorized | コメントをどうぞ

実を付けし いら草 刺を捨ててあり

8月が過ぎて山は秋の気配が濃くなり、外を歩いて裾や袖口に草の実を付けて帰ることもよくあるようになりました。

先日のこと、すべった拍子にしなるばかりに実を付けたイラ草を掴んでしまい、刺がないことに気付きました。

小屋のまわりにはイラ草が多く、ちょっとでも触れようものなら、蟻酸をふくむ独特の痛みがいつまでも残り、イラ草とはよく名付けたものだと思うほどやっかいな草です。

そのイラ草が春先に芽を出して以来、ずっと身を守ってきた刺を捨てて、実を出来るだけ遠くへ運んでもらう作戦に出たということを知って、自然界の妙に感動を覚えました。

カテゴリー: Uncategorized | コメントをどうぞ

営業時間短縮のお願い

誠に勝手ながら、営業時間を9:00~15:30とさせていただきます。

ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承うを頂きたくお願いもうしあげます。

カテゴリー: Uncategorized | コメントをどうぞ

さざ波の釣舟草や風立ちて

上高地の釣舟草は黄色ばかりと思っていましたが、小屋の裏手に白花があるのを見付けました。

新種かと期待しましたが、調べてみると多くはないものの各地にあるということでした。

変異したのか、どこからか種が来たのか分かりませんが、この1本を大切にして来年はふえるといいなと思っています。

雨がちのお盆でしたが、その割に大勢のお客様がおいで下さり、忙しく過ごしました。

高山さんはもちろん、実季さん、史夏さんと助けて下さって無事に終わることが出来たことを有難く思っています。

お盆が終わると急に秋風が立って、あわてて暖かい上着を探したりしています。

カテゴリー: Uncategorized | コメントをどうぞ

空の青に そば菜はつづる 岨の道

そば菜の花が咲くと夏になったと感じます。

はるかな昔、槍沢を下る道に添って、この花がとぎれなく咲いているのに出会って以来、一番好きな花になりました。

コロナの第7波ということです。出来るだけの対策と注意をしながら営業をしています。ご協力とご理解のほどをよろしくお願い申し上げます。

カテゴリー: Uncategorized | コメントをどうぞ

梅採り

梅雨の晴れ間に知人の友人の山畑に梅を採りに行きました。

そこは山形村という松本市から車で30分ほどの高台で、かっこうの声がして涼しい風が渡っていました。

丁度梅の花が咲いた時に霜が来たのが原因らしく、上の方にはあまり実が付いておらず、主に中ごろから下の実を採りました。

梅は枝を切ってよいどころか、枝を落とした方が新しい枝に実が付くということで、手の届かない所はノコギリで枝ごと切り落としての収穫でした。

頂戴した無農薬の小梅は、小屋に持っていき、みんなでヘタを取るのが梅雨時の仕事です。

今年もおいしい梅漬けができそうです。

カテゴリー: Uncategorized | コメントをどうぞ

下村さんを偲ぶ会

小屋の50年来の友人であった下村勉さんが、1月6日に急逝されました。コロナ禍での家族葬であった為と、冬は皆バラバラに暮らしていることもあり、誰もが下村さんが亡くなられたという実感がわかずにいました。

ゴールデンウィークにはいつものように、ホタルイカと白エビと、富山湾の魚を持って来て下さるのではないか、という気もしていましたが、やはりそれはなく、しみじみと寂しい気持ちになりました。

下村さんは私心というものが全くない方で、どんな事にも誠心誠意対応して下さり、私たちはそれに甘えることに慣れてしまい、何かといえば下村さんにお願いをしてばかりでした。最近では囲炉裏の鉄瓶を高岡市の制作会社に持っていき、昨年の小屋明け時に見本として出した鉄瓶を持って来て、6月には完成した鉄瓶を運んできて下さるという労をとっていただきました。

近年、仕事を離れられてからは、連休やお盆ともなればたくさんの魚を持って助けに来て下さり、岩魚の串洗いを一手に引き受けて下さって、それがどんなに有難かったかは言葉に尽くすことが出来ません。それなのに「お世話になりました」と一人一人に挨拶をして帰られるような、謙虚で奥ゆかしいお人柄でした。

私たちは、下村さんから受けた温情に何ひとつ応えることもないまま、永遠の別れをすることになってしまいました。「下村さん、ありがとうございました」という一言を言うために、5月21日の一夕、友人、知己が集い、個人を偲びました。

カテゴリー: Uncategorized | コメントをどうぞ

G.Wが終わって

今年のG.Wの助っ人は、高山さん、野原先生、史夏ちゃん、まりちゃんの4人でした。

ありがとうございました。そして大変お疲れさまでした。

雪のニリンソウ

例年、5月の初めは雪が降るものですが、今年は大丈夫かと思っていました。しかし5月2日は雪になり、午後になると積もりはじめて、咲きはじめのニリンソウがこんな姿になりました。

新緑

G.Wが終わり、新人さんもようやく人心地がつき、ほかのスタッフも長いブランクの後の体が目覚めたというところです。

あたりには新緑が日々に色を増して、柳に混じってミヤマザクラのほの赤い色やカツラの紅色が空を埋めていきます。

ニリンソウ、ハシリドコロ、エゾエンゴサク、スミレ、ケマン、タカネザクラなどの花々が咲き、鳥は歌い、これから上高地の春は本番を迎えます。

カテゴリー: Uncategorized | コメントをどうぞ

今シーズンのメンバーです

4月27日夜間に上高地線の道路で崩落があり、28日も安全策を講ずるために終日通行止めとなったため、2日間松本で待たされた西君がようやく着任して、全員が揃いました。

新人さん1人、あとはリピーターとOBですが、みんな新しい気持ちでお客様をお迎えします。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

カテゴリー: Uncategorized | コメントをどうぞ

新しい鉄瓶のおひろめ

昨シーズンまで使っていた鉄瓶は、昭和54年に囲炉裏を大きくしたとき、有志の方々から送られてもので、以来45年間、何代もの囲炉裏番さんたちと共に頑張ってきましたが、いよいよ修復不可能な状態になり、新しい鉄瓶と交代することになりました。

この燦然と輝く新しい鉄瓶は、実は鉄ではなく合金製です。こんなに大きな鋳物を作る職人さんがいなくなり、合金でならやってみてもよいと、富山の砺波商店の社長さんが言って下さり、今まで手掛けたことのない形というので、職人さんたちが苦心を重ねて作って下さったものです。

今シーズンから囲炉裏の顔として共に歩みを重ねて行きたいと思っております。じきに真っ黒な姿となりますので、末永くお付き合いくださいますよう、お願い申し上げます。

カテゴリー: Uncategorized | コメントをどうぞ

営業開始のごあいさつ

4月25日、今年の営業を開始しました。

春先まで、屋根につながるほどあった残雪もきれいに解け、以前より早い春の訪れを

感じながらスタートすることができました。

今シーズンもどうぞよろしくお願い申し上げます。

カテゴリー: Uncategorized | コメントをどうぞ

     五代目就任のごあいさつ

この春から上條輝夫に代わり小屋の経営を引き継ぎました上條瑞穂です。

若い頃小屋で働いていたことがありますが、あれから20年近くになります。

久しぶりの上高地は山も川も美しく、何も変わっていないようですが、よく見ると川は河床が上がり、山には地震の傷あとがあります。

年月とともに自然も人も変わっていくのは当然のことですが、その中にあっても変わらないもの、崇高な山々の姿、季節ごとの美しい景観、空の蒼さ澄みきった水などのように、来てくれるお客様を大切にもてなす心を受け継いでいきたいと思っております。

時代は変わっても、その地にあったやり方も大切であろうと思います。試行錯誤しながらもよい小屋を目指していきたいと思っております。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

カテゴリー: Uncategorized | コメントをどうぞ

巨大なる羊歯となりゐぬ梅雨明けて

思いがけなく6月のうちに梅雨が明けました。

こんなことは今までありませんでした。

不思議なことは、いつも梅雨が明ける数日前に現れる黒揚羽が同じように飛んできたことです。なぜわかるの?と聞いてみたい気がします。

小鳥の声とさわやかな風の中で、さっそく布団を干したりして、夏本番にそなえています。

カテゴリー: Uncategorized | コメントをどうぞ